腸内デトックスをしてみたいけれど、お金がかかったりやり方が難しそうだと躊躇していませんか?腸内デトックスは時間もお金もかからず、いつでも簡単に始められます。腸内デトックスで身体に溜まった毒素を出して、本来の素肌の美しさと健康を取り戻しましょう!

腸内環境を整える腸内デトックスとは?

食べ物は胃で消化され、腸へ移動し必要な栄養素を消化・吸収します。残ったカスが便となり、老廃物として対外へ排出されるのですが、便秘がちな人はいつまでも腸の中に老廃物が残留してしまいます。便秘は腸内細菌に悪い影響を与え、肌荒れや様々な病気のもとになってしまいます。

腸内デトックスは、腸の中に溜まっている老廃物をスッキリ排出して、腸を綺麗にすることです。腸内環境が整うと肌の調子が良くなったり、体の免疫力が高まるなど内側から美しく健康な体を作ることができます。

この記事では腸内環境が悪くなる原因や、腸内デトックスの方法、注意点などご紹介します。腸内デトックスは難しいことではありません。気軽に実践できる方法で腸内美人を目指しましょう!

腸内環境が悪くなる原因とは

水分・生野菜・果物の摂取量が少ない

食生活がお肉中心に偏って、生野菜や果物を食べる機会が減っていませんか?腸内細菌は、野菜や果物に含まれる食物繊維をエサにして増殖します。食物繊維が不足すると便がいつまでも腸にとどまり、腸内環境の悪化につながります。

食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があります。不溶性食物繊維は便のかさを増やし、水溶性食物繊維は水分を吸収して便を柔らかくしてくれます。この2種類の食物繊維をバランスよく摂ることが腸内環境を整えるうえで非常に重要です。

水分の不足も腸内環境を悪くします。健康な人の便は8割が水分でできています。水分が不足すると当然便も固くなり、腸内をスムーズに移動することができません。常温の水かぬるま湯をこまめに補給するように心がけましょう。コーヒーやお茶は利尿作用があるため、水の代わりにはなりませんのでご注意ください。

運動量が少ない

仕事はデスクワークが中心、忙しくて運動する時間がとれないという人は多いかと思います。しかし運動不足は腸内環境を悪くする原因になっています。

便は腸の「ぜん動運動」によって、腸内を移動し体の外へ排出されます。このぜん動運動は、腹筋や背筋など腸の周りにある筋肉によって支えられています。運動不足により筋肉が衰えると、ぜん動運動が弱まり、便を押し出す力も弱めてしまい、便秘になってしまうのです。女性の場合は、男性よりも筋肉量が少ないため、便秘になりやすいといわれています。

適度な運動は腸の働きを活発にして消化吸収能力を高め、ぜん動運動を起こします。通勤時などに少し大股を意識して歩くだけでも、腸に刺激を与えることができます。

朝食を食べない

朝食を抜くと便秘になりやすくなるため、腸内環境が悪くなってしまいます。朝は腸の活動が1番活発になる時間帯です。朝食を食べることで、腸のぜん動運動を促し、快便につながるのです。

また自律神経の乱れが便秘の原因にもなっています。朝日を浴びる、朝食をとるなどの行為が体内時計をリセットし自律神経を整えることになるのです。朝食を抜くと、リセットが上手くいかず、腸にも良くない影響を与えてしまいます。

朝食は栄養補給だけではなく、排便のきっかけとなる大事なものです。きちんと食べるようにしましょう。

ジャンクフードをよく食べている

腸には善玉菌と悪玉菌、そのどちらにも分類されない日和見菌の3種類が存在します。日和見菌は善玉菌が多い時には悪い菌ではありませんが、悪玉菌が多い時は悪玉菌と一緒になって体に悪影響を及ぼします。便秘を引き起こし、腸内環境を悪くしているのは悪玉菌の仕業なのです。

悪玉菌はスナック菓子やファストフード、コンビニのお弁当などのジャンクフードをエサとして増えていきます。日頃からジャンクフードを頻繁に食べている人は、悪玉菌が多くなってしまっている可能性が高いです。

腸内デトックスの方法とは

1日又は3日間腸内デトックス法

プチ断食という方法を聞いたことはあるでしょうか?断食といっても、修行のように長期間行うわけではありません。週末などを利用して1日、または3日間だけ断食する腸内デトックス法です。

1日デトックス法のやり方は、丸1日水だけを飲んで過ごします。水分はこまめに補給してくださいね。食欲を紛らわせる効果もあります。翌日の朝は、空っぽの胃や腸に負担をかけないようにお粥にします。昼食は普段の食事の半分ほどの量にして、消化の良い野菜中心のメニューにします。夕食は普段の量に戻してもかまいませんが、刺激物や油ものなど胃腸に負担がかかる食事は避け、2日目から徐々に普段の食事に戻しましょう。

断食に抵抗がある人には、3日間かけて行う腸内デトックス法をおすすめします。こちらは3日間同じメニューを繰り返して過ごすものです。食べる量に制限はありませんが、食べ過ぎには注意しましょう。噛む回数を増やし、ゆっくりと食べると満腹感が得られます。

朝:バナナとヨーグルト
昼:サラダ
夜:お粥

こちらも翌日からの食事は、胃や腸に負担をかけないよう、お粥などの消化の良いものから始めてください。2日目から徐々に普段の食事に戻します。

どちらの方法も決して無理はせず、体調の良い時に行ってくださいね。

白湯デトックス

白湯を飲む健康法は、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の考えで始まったといわれています。白湯を飲むことで腸の中の老廃物を綺麗に洗い流し、デトックス効果が生まれます。それ以外にも体を温め、冷え性の改善やダイエット効果など様々な効能があります。

基本的には朝・昼・夜の3回に分けて白湯を飲みます。朝は胃腸を活性化させ消化を促すためにも、起きがけに飲むのが効果的です。昼と夜は食事と一緒に白湯を飲むことで消化を助けます。一気に飲むのではなく、ゆっくりと時間をかけて飲むようにします。

作り方はとても簡単です。水道水を沸騰させて、そのまま10分から15分ほど沸かし続けます。火を止めて飲める温度になるまで冷まします。白湯デトックスは、白湯を飲むだけなので、手軽に始められるのではないでしょうか。

塩水洗浄

塩水洗浄は自宅で簡単にできて、即効性のある腸内デトックス法です。洗浄と聞くと、浣腸のことかと身構えてしまうかもしれませんが、塩水洗浄とは塩水を飲むことで腸内を綺麗にする方法です。

常温のミネラルウォーター1リットルと天然塩小さじ2(10mg)、レモン汁大さじ2を用意しましょう。レモン汁は無くても可能です。分量が違うと効果が出ない場合がありますので、気をつけてください。天然塩は溶けにくいので、よく混ぜてくださいね。

朝起きたら20分以内に塩水を飲みきります。1リットルの塩水を飲むのは最初のうちは辛いかもしれませんが、慣れれば飲めるようになります。塩水を飲んだ後、1時間ほどで効果が現れます。何回か便意を催し、最後には水様の便になりますが、お腹が痛くなるようなことはありません。

塩水洗浄は、何度かトイレに駆け込むことになるので、休みの日や時間がある時に行う方が良いでしょう。

腸内洗浄

腸内洗浄とは、腸内に温水を注入して腸の中を綺麗に洗浄し、腸の壁に付着した汚れを取り除くことです。長い間便秘がちな人の腸内には、宿便と呼ばれる便が排出できずに残っていて、腸内環境を悪くしています。腸内洗浄をすることで、この宿便も綺麗に洗い流すことができるのです。腸内洗浄はコロン・ハイドロセラピーとも呼ばれています。

腸内洗浄は医療行為ですので、病院や美容クリニック等で受けることができます。病気の治療ではありませんので、健康保険は適応外になります。自由診療になりますので、料金は病院によって多少の違いがあります。予めホームページ等で料金を確認してみるといいかもしれません。

腸内洗浄サプリメントの服用

腸内洗浄サプリメントをご存じでしょうか?サプリメントで手軽に腸内デトックスを行うことができるのです。腸内洗浄サプリメントには、ラクトースやオリゴ糖、乳酸菌、ビフィズス菌などが配合されているものがほとんどです。これらの成分は善玉菌のエサになり、善玉菌を増やして腸内環境を整えます。また、便を柔らかくする効果もありますので便秘に悩んでいる人にはおすすめです。

腸内環境を良くしたいけど、生活習慣や食生活をいきなり変えるのは大変だと思っている人は、とりあえずサプリメントを試してみるのはいかがでしょうか。

腸内に溜まった毒素が引き起こす悪影響とは

宿便がある

宿便は正式には「滞留便」といい、腸の中に長時間溜まっている便のことです。食べ物は口から入って、便として排出されるまで大体1日から2日かかりますが、その時間が便秘などでもっと長くかかることがあります。腸内に留まった宿便は有毒ガスを発生させて、お腹の張りや痛みといった症状を起こし、ポッコリお腹の原因にもなります。また宿便は腐敗臭を放つため、おならや便臭が臭くなります。

太りやすくなる

腸内に老廃物が溜まると、悪玉菌が作り出した毒素が腸壁から血中に吸収され、血液がドロドロになってしまいます。血液がドロドロの状態だと栄養が細胞に吸収されにくくなり、脂肪へと蓄積されてしまうため太りやすくなるのです。ダイエットがなかなか成功しないのは、腸内に溜まった毒素が原因のひとつとして考えられます。

血行不良や冷え性・肌荒れなどのトラブル

悪玉菌が作り出した毒素のせいで血液がドロドロになると、末端の毛細血管まで血液が流れないために冷え性になってしまいます。血行不良になると必要な栄養素を肌へ届ける事ができなくなり、新陳代謝が悪くなるために肌荒れがおきやすくなります。そして毒素は血液とともに全身をめぐり、吹き出物やニキビとして体の外に出てきてしまうのです。

免疫力の低下や生活習慣病を誘発する

体を異常から防いでくれる免疫細胞の7割は腸で作られているといわれています。そのため腸の汚れは免疫力の低下を招いて、風邪をひきやすくなったり疲れやすくなるのです。また、腸内に溜まった毒素は活性酸素を作り出し、老化や生活習慣病を引き起こします。

腸内デトックスの注意点とは

こまめに水分を摂りましょう

腸内デトックスを行ううえで欠かせないのが水ですが、やたらとガブ飲みしては逆にむくみなどのトラブルの元になってしまいます。効果的な飲み方は、1日に1~2リットルほどの水をこまめ摂取することです。一度にたくさん飲むより、回数をわけて少量ずつ飲む方が腸内に常に水分を保つことができます。腸を冷やさないよう、常温の水を飲むようにしましょう。

デトックス後の食事は要注意

腸内デトックス後に暴飲暴食をするのはご法度です。デトックス後の胃腸は食べ物を吸収しやすい状態になっています。油っこいものや高カロリーの食事は胃腸に負担をかけるだけではなく、せっかくのデトックスが台無しになってしまいます。

腸内デトックスを頻繁に行わない

腸内デトックスのやり過ぎは逆効果です。頻繁に行うと、腸が本来持っている力を低下させることになりかねません。デトックスに頼り過ぎると腸が怠けてしまうんですね。腸内デトックスの方法にもよりますが、頻繁に行うよりは、毒素がかなり溜まってきたな、と感じた時の緊急手段として行うようにしてください。

簡単な運動をする

腸内デトックスで整えた腸内環境を保つためには、適度な運動をすることが大切です。運動するための時間が取れない人は、エスカレーターよりも階段を利用する、普段より少し早歩きをするなど簡単なもので構いません。毎日継続することで効果がありますので、実践してみましょう。

デトックス効果のある食材とは

野菜・バナナ

身近な食べ物でも腸内デトックス効果があります。野菜には食物繊維が豊富に含まれていますので、便秘の改善になります。調理の際に加熱し過ぎするとせっかくの栄養分が逃げてしまうので、サラダかスープで余すことなくいただきましょう。

果物にも食物繊維が含まれいて、生のまま食べることができますので、ぜひ取り入れてください。特にバナナはデトックスの王様といわれるほど、効果が高い果物です。バナナには食物繊維が豊富に含まれているだけではなく、腸内の善玉菌を増やす力があります。朝食に食べることで腸の働きが活発になり、よりデトックス効果が高まるでしょう。

発酵食品・乳酸菌

発酵食品には乳酸菌が豊富に含まれ、腸内で善玉菌を増やしてくれるので腸内デトックスには最適です。便秘解消のために、すでにヨーグルトを取り入れている人も多いのではないでしょうか。ヨーグルト同様に乳酸菌を多く含む発酵食品は、意外に感じられるかもしれませんが、お漬物です。キムチ、たくあん、ぬか漬けなど何でもかまいませんので、食事にプラスして取り入れてください。乳酸菌は腸内に留まることができませんので、毎日食べ続けることが大切です。

オリゴ糖

オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やして腸内環境を整えます。善玉菌がオリゴ糖を分解すると、酢酸や乳酸などが発生し、酸に弱い悪玉菌が住みにくい環境を作り上げます。腸内で発生した酸は腸のぜん動運動を活性化させ、便通を促します。

オリゴ糖は、はちみつやきな粉に多く含まれています。粉末タイプやシロップ状のオリゴ糖も販売されてます。ヨーグルトに砂糖代わりに混ぜると美味しく食べられて、デトックス効果を実感できることでしょう。

腸内デトックスで身体の中から美しく

腸内デトックスをすることで、体が喜ぶことがたくさんあります。腸が綺麗になることで、肌も綺麗に生まれ変わっていきます。免疫力もアップし、病気になりにくい、健康な体になります。腸は、美しさや健康に非常に大きな役割をもっているのです。肌トラブルやダイエット効果が出ないなど悩んでいる人は、腸内デトックスで腸をリセットしてみませんか?