二重あごというだけで、「太った」「だらしない」といった印象が生まれてしまいます。二重あごは太ったからという理由だけで生まれるものではありません。また年齢に関係なくみられるもので、若い人でも二重あごに悩む人は多くいます。ここでは、二重あごを解消して憧れの小顔を手に入れるメソッドをご紹介しています。

二重あごになる原因

①肥満

肥満によって顔に脂肪が蓄えられると、重力の影響で下に落ちていきます。そしてあごまわりや首回りに脂肪が集まってくるため、二重あごになります

肥満が原因の二重あごは、やせればある程度解消しますが、かなり肥満度が高い場合には、皮がだぶついてしまって、元に戻るのに時間がかかったり、ひどいばあいには美容整形をして余分な皮膚を切り取る必要が生じることもあります。

②筋力の低下

顔には30を超える「表情筋」があります。体の筋肉は、骨と骨をつないでいます。しかし顔の筋肉は骨と皮膚につながっているため細かな動きが可能で、そのため豊かな表情を作ることができます。

表情筋は通常の生活をしている限りは約30%としか使われていないといわれています。ことさらに無表情だったりすると顔の筋肉はどんどん落ちていってしまいます。するとあごのラインもぼやけてきて、気がついたら二重あごになっていたりします。

③かむ回数の低下

現代の食生活は、固いものをかむ機会が著しく少なくなってきています。雑穀米が白米になったり、加工食品が多くなったりしたためです。

よくかむことで、あごや顔の筋肉もよく鍛えられるようになります。するとフェイスラインも引き締まって、二重あごの防止になります。

④姿勢の悪さ

最近問題になっているのがスマホやタブレットです。スマホやタブレットを操作していると、どうしても下を向いて猫背になってしまいます。その姿勢を長く続ければ続けるほど、あごのまわりがゆるんできてしまいます。

⑤口呼吸

口呼吸をしている人は意外に多く、自分では気が付かないようです。口呼吸を続けていると表情筋や舌を喉の奥に引き込む筋力が鍛えられなくなって、あごの下の筋肉もたるんで二重あごになってしまいます。

顔のリンパマッサージ

二重あごの解消リンパ節は次の3つです。

・鎖骨リンパ節:鎖骨リンパ節の場所は、左側の鎖骨の上の窪んだところにあります。この窪みを、優しいタッチで、手前から奥に向かってゆっくりとなでてあげましょう。 指は2本そろえて鎖骨に沿ってなぞるように滑らせるとやりやすくなります。

・耳下腺リンパ節:耳の少し手前の窪んでいる部分です。口、耳、ノドの炎症がおきたりすると腫れる場所です。ここのリンパが滞ると顔のむくみや首こりになります。

・あご下リンパ節:顔から首へ流れるリンパがここを通るので、流れが悪くなるとむくみ、二重アゴや顔がたるむ原因になります。

これらのリンパ節を意識しながらリンパマッサージをしましょう。

①鎖骨リンパ節と耳下腺リンパ節、こめかみを押し回ししてほぐします。

②親指と人差し指でアゴをはさみ、顎下リンパ節から耳下腺リンパ節へと、フェイスラインに沿って軽く圧をかけながらリンパを流します。

③口角から耳下腺リンパ節、小鼻の横から耳下腺リンパ節、目頭付近からこめかみへと優しくマッサージします。

④眉下のくぼみからこめかみ、額の中心からこめかみへと優しくマッサージします。

⑤最後にこめかみから耳下腺リンパ節、首筋から鎖骨リンパ節へと老廃物を押し流して完了です。

あいうえお体操

「あーいーうーえーおー」と発音しながら普段より大げさな表情を作ることで、顔の筋肉を引き締めシワやたるみを予防します。最低でも10回は繰り返して、朝・昼・晩やるように心がけましょう。

①「あー」は、口を真横に引く感じで大きく開きます。このときに口と一緒に目も大きく見開いてください。口をできるだけ大きく開けてあごを舌に下げることを意識しましょう。

普段使わないあごの筋肉が動くのがはっきりとわかります。きちんとできていると、あごの筋肉が疲れてきて口を閉じたくなりますが、そこはグッと我慢して10秒はキープしましょう。

②「いー」は、あごを引いて口角を思いっきり真横に引きながら発音しましょう。そうすることでえらの部分が動きます。また首の筋肉も引っ張られるのが感じられるでしょう。

③「うー」は、唇をタコの口のように尖らせます。すべての顔のパーツを中心に集めるようなイメージです。①②で引っ張られた筋肉をすぼめるため、口の筋肉が少し楽になる感じがします。

④「えー」は、舌をべーと出しながら発音します。口角を引き上げながら顔のパーツを外側へ持っていくような感じで伸ばします。舌を出すことでかなりあごの筋肉が痛くなります。

⑤「おー」は、ほうれい線を伸ばすイメージで口を思いっきり縦に広げてください。「う」と同じように口をすぼめますが、口を少し開くため使われる筋肉が違ってきます。

顔痩せベロベロ体操

1日1分間、2週間も続ければ、顔がキュッとしまって、顔痩せ効果を実感できるはずです。このエクササイズはその名の通り舌を動かす運動です。舌を動かすと舌骨が動きます。この骨は顔や首周りのたくさんの筋肉とつながっているので筋肉が鍛えられて二重あごを防止します。

①舌を前に出します。舌の先が自分で見えるぐらいまで舌を前にのばします。そして両肩を下に引っ張られる感じで下げて、これを5秒キープしましょう。

②舌を下に出します。舌であごを舐めるイメージで下にのばし、同じように両肩を下げて、これを5秒キープしましょう。

③舌を上に出します舌で鼻を舐めるイメージで上にのばし、これまた両肩をしっかり下げて、5秒キーブしましょう。

④舌を右に出します。右のほっぺたについたクリームを舐めるようなイメージで舌を右側にのばし、今度は左肩だけを下げて、5秒キープしましょう。

⑤舌を左に出します。今度は逆。に舌を左側にのばし、右肩だけを下げて、5秒キープしましょう。

⑥最後は舌をぐるぐるまわします。両肩を下げて、舌をぐるっと5秒かけて一周させます。右回り、左回りで1回ずつやったら終了です。

東洋医学的デトックス。「かっさマッサージ」

東洋医学的デトックス。「かっさマッサージ」
かっさマッサージとは、2500年も昔から中国に伝わる民間療法で、専用のプレートを使って皮膚をこすり刺激することで、毛細血管に圧力を加えます。すると血液中の毒素が出てきて、老廃物が排出されやすくなるというものです。リンパの流れが良くなるため、顔のたるみがなくなったり、二重あごの解消につながります。

まずフェイスクリームを塗り、かっさプレートの滑りをよくします。

•耳の前をこめかみから下向きに
•あごの下から耳の下まで上向きに
•鎖骨の上を内側から外側にむかって
かっさの長い部分を使って3〜5回こすります。左右同じ回数繰り返します。


•額から生え際に向かって
•小鼻の横からこめかみに向かって
•口角の横から耳の前まで
•あごの真ん中から耳の前まで
かっさの先端部分を使って顔全体を内側から外側へ、細かくらせんを描くように全体をほぐします。ほぐすときは、必ず一方方向で、顔の中心から外側へ向けて行います。


•生え際の中央から耳の前まで
•小鼻の横から耳の前まで
•口角の横から耳の前まで
•あごの真ん中から耳の前まで
•耳の下から首をとおって鎖骨へ
かっさのカーブの部分を使って耳に向かって老廃物を集めます。そして首をとおって鎖骨まで流します。
最後にマッサージクリームを洗い流してホットタオルで温め、肌を休めます。

口呼吸から鼻呼吸にするトレーニング

①口テープ睡眠

寝ている時に口が開いて口呼吸になると、いびきをかきやすく、のどの乾燥や違和感、そして風邪ウイルスなどが入り込みやすくなります。日常生活では意識して鼻呼吸を心がけられても、寝ている間は無意識に口を開いてしまうこともあるので、注意が必要です。

そこで眠っている間にしっかりと口呼吸を防ぐことができるのが「口テープ睡眠」です。やり方は口にテープを貼って寝るだけです。いびきがひどい人や、もしかして口呼吸しているかもと心当たりがある人は、ぜひ一度試してみてください。

②あいうべ体操

口呼吸を鼻呼吸へと改善させるためのトレーニング方法です。 「あいうべ体操」をしっかり継続している人は、自然に鼻で呼吸ができるようになり、症状も改善していきます。 次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。

①「あー」と口を大きく開く。
②「いー」と口を大きく横に広げる。
③「うー」と口を強く前に突き出す。
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす。

1度に行うのは10回程度。1日30回以上を目標に毎日続けましょう。 あごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返します。 この「いー」「うー」体操は、あご関節に負担がかからないため、何回行ってもだいじょうぶです。

ペットボトルエクササイズ

用意するのは2リットルの空のペットボトルです。このペットボトルを口にくわえて息を吸い込んでへこませるだけのトレーニングです。このトレーニングを行うのにはいくつかポイントがあります。

①足を肩幅に開き、立った状態で行ないます。

②両手でペットボトルを持ち、「ほー」と言いながら息を限界まで吐き出してください。

③息を吐ききったら、お尻の穴に力を入れてキュッと引き締めます。そして「ほー」の口のままペットボトルを唇だけでくわえて、息を吸い込んでください。ペットボトルが潰れるくらいまで思いっきり吸い込めればベストです。

④吸いきった状態で6秒間キープします。

⑤肛門の力を抜き、口はペットボトルから離さずにそのまま息を吐き出してペットボトルを膨らませてください。

⑥口をペットボトルから離して一息入れます。

これを3回1セットとして5回行います。

もうひとつのペットボトルエクササイズはペットボトルに水を少々入れておきます。それを机において、唇で加えて持ち上げて10秒間キープしましょう。このとき歯を使わずに唇だけの力で持ち上げるようにしましょう。この動作を3回くらい繰り返します。

慣れてきたら、水の量を徐々に増やして負荷をかけていきましょう。

猫背を直す

二重あごの人のほとんどは猫背だといわれています。猫背の場合は常に下を向いているため二重あごになりやすいわけです。この猫背をなんとかしない限り、せっかくマッサージやエクササイズをしても効果が薄れてしまいます。

良い姿勢とは横から見て、耳・肩・指先・くるぶしまで一直線である事を意識し足の親指を意識して立つようにします。腹筋で上体を引き上げるようにして、背筋を伸ばします。

しかし頭でわかっていても、正しい姿勢とはどんな感じなのかわからなという人もいるでしょう。まずひざ立ちで立ってみてください。その時の上半身の感じが正しい姿勢の感覚です。このイメージを十分体に覚え込ませたら、普段から意識するようにしましょう。

今までの姿勢と異なるため、最初はやりにくく感じますが、あきらめず続けることで二重あごの解消にもつながりますし、なによりも見た目が良くなります。

猫背を改善するストレッチ

①四つん這いになります。

②お腹を引き締めながら、背中を丸めます。

③丸めた背中をそのまま落とします。一緒に肩甲骨も落とすようにしましょう。

ベロ回し体操

ベロ回し体操は、時間も場所も選ばずどこでもできるのがメリットです。その方法は、まず口を閉じた状態で左回りにてベロを歯に沿ってゆっくりと回します。次に同じように右回りに20回行います。これを左右1セット、1日3セット行うようにします。

実際にやってみるとわかりますが、かなりきつい体操です。最初は10回くらいで後頭部が痛くなる人が多いようです。かなり筋肉が弱くなっている可能性があるので、最初は10回くらいにしておいて徐々に回数を増やすようにしていきましょう。

体操をやるタイミングも朝起きた時と、夜寝る前にやるといいでしょう。朝は、唾液の量を増やすことで細菌やウイルスの増殖を抑え、免疫力を絶かえてくれます。

また夜は、ベロ回し体操をすることで、日中の肩こりなどの解消になります。首のコリをほぐして血液の循環を良くします。また、歯ぎしりで悩んでいる人にとっても、このベロ回し体操をすることで、あごが疲れて歯ぎしりの食いしばりが減る効果があるといわれています。

ストレッチエクササイズ

①リラックスして椅子に腰かけます。肩の上に耳が来るように、背筋を伸ばして姿勢を整えます。

②ゆっくり息を吸いながら、下あごを天井に押し上げるようにします。このとき首が痛ければ無理せず可能な範囲にとどめておきましょう。

③息を吐きながら、あごを喉に引き寄せ、頭を真横に倒していきます。できるだけあごから鎖骨を遠く離すようなイメージで首筋をじっくり伸ばします。

④正面に戻って、反対側も同様に行います。

まとめ

二重あごは他の筋肉と同様に、あごや首筋の筋肉を鍛えることで必ず解消することができます。しかし、なぜ二重あごになってしまうのかという原因も同時につきとめておかないと、せっかく努力してもあまり効果が実感できなかったという結果になることも。まずは原因を取り除いて、すっきりとしたフェイスラインを目指しましょう。