近年、デスクワーク中心の仕事や食事の欧米化で、内臓脂肪を健康診断で指摘される人が多くなっています。一度付いてしまった内臓脂肪は食事改善や運動だけではなかなか落ちにくいのが現状です。気軽にプラスできる対策に1つにサプリがありますが、どれがどの程度効果があるのか?気になる成分は?サプリの他には何があるの?…今回はそんな疑問をまとめてみました。

内臓脂肪を減らすサプリとは?

内臓脂肪を減らすというサプリは市販品や通販、ネットショップでも本当にたくさん存在します。ランキングや口コミも数多く見ることが出来ますが、その多さゆえ結局どれが効果があるのかわかりにくいのも現状です。

内臓脂肪を本当に減らす効果のある成分は一体なんなのか、その成分が含まれるサプリメントはどのようなものがあるのか、それらを正しく知ることで、自分に合ったサプリを選ぶことが出来ます。それでは、内臓脂肪を減らす効果のあるサプリをご紹介していきましょう。

内臓脂肪を減らす効果がある成分は?代表的な4つをご紹介

1.レシチン「内臓脂肪を溶かし排出してくれる働き」

1つめはレシチンです。リン脂質という脂質の一種で、脳、神経細胞、肝臓などに多く含まれています。とても有名な含有食品は卵の黄身の部分ですが、それ以外にも大豆や酵母なんかにも多く含まれています。

このレシチンは、内臓脂肪を溶かし排出する働きを持っています。レシチンは水になじむ特性と油になじむ特性の両方を兼ね備えているため、この乳化作用が内臓周りの脂肪やコレステロールを流しやすくしてくれるのです。その結果、内臓脂肪が蓄積しにくく、また効率の良い脂肪燃焼効果が期待できます。

2.カプサイシン「脂肪分解酵素リパーゼが活性化、脂肪燃焼を促進」

2つめは、カプサイシンです。カプサイシンは、唐辛子の辛み成分で、摂取すると発汗作用や体温の上昇が期待できます。

また、カプサイシンが体内に入るとアドレナリンが分泌され、その結果脂肪分解酵素リパーゼが活性化し、脂肪をエネルギーに変えてくれます。エネルギーに変えるには筋肉を動かすことが重要になってきます。代謝が上がったところで運動を行えば、より効率的に脂肪燃焼させることが出来ます。カプサイシン摂取後は、有酸素運動も取り入れるとよいでしょう。

3.キチン・キトサン「内臓脂肪がたまるのを防ぐ」

3つめは、キチン・キトサンです。カニやエビなどの甲殻類に含まれている動物性の食物繊維がキチンで、それを化学処理でアルカリ性に変化させたものがキトサンです。このキチン・キトサンは腸内に入ってきた脂肪を吸着して体に吸収されるのを妨げます。吸着した脂肪は体の外へ排出されるので、内臓脂肪が蓄積されにくくなります。

4.酵母「糖質や脂質を発酵・分解してくれるダブルの作用」

4つめは酵母です。酵母は糖質をアルコールと炭酸ガスに発酵・分解する働きを持っています。食事時に酵母も一緒に摂ると、脂肪になる原因の糖質を分解してくれるので、体に蓄積されるはずのカロリーをカットしてくれます。

また、酵母に含まれる豊富なアミノ酸は、脂肪の吸収をおさえつつ、脂肪を燃焼しやすくしてくれる効果もあります。このように、酵母は体内に入ってくる糖質をカットし、すでに体内にある脂肪にも働きかける両方の嬉しい作用があるのです。

内臓脂肪低減に効果あり!オススメサプリ5選を一挙紹介!

1.きなり

きなりは、DHA・EPAを効率よく摂取できるサプリです。DHA・EPAは青魚に特に豊富に含まれている必須脂肪酸で、内臓脂肪のもととなる中性脂肪の生成をおさえてくれます。また、血液中の脂質の割合を下げ、血液をサラサラにし、代謝を促します。きなりにはこのDHA・EPAが一日の推奨摂取量の約半分も含まれているのです。

また、通常吸収されにくいDHA・EPAを吸収しやすくし、酸化させずに体に取り込むのを助けてくれるアスタキサンチンや、代謝を促進し、脂肪をエネルギーに変える働きを持つ酵素が含まれるナットウキナーゼも配合されています。DHA・EPAを最大限に取り込み、内臓脂肪を減らしやすい工夫がなされているのです。

一般的なDHA・EPAサプリに比べ独特の魚臭さを感じにくいので、継続して飲みやすいというのもメリットです。

2.ライオン ラクトフェリン

ライオンのラクトフェリンは、内臓脂肪を減らす効果があります。脂肪を分解する働きのある酵素を活性化させ、すでについてしまっている脂肪に働きかけます。また、ラクトフェリンは脂肪が蓄積されるのをおさえる効果があります。このように、すでにある内臓脂肪の低減と新しく脂肪がつくのを防ぐという2つの働きで徹底的に内臓脂肪を減らす手助けをしてくれます。

しかし、ラクトフェリンはそのまま摂取するだけでは胃酸や消化酵素に分解されてしまい、腸まで届かないため十分な効果が得られません。ライオンはこれを解決するために、ラクトフェリンをコーティングしてしっかりと腸まで届ける独自の技術を開発しました。機能性表示食品でもあるので、安全で効果の期待できる製品です。

3.小林製薬 ナットウキナーゼ

小林製薬のナットウキナーゼは、血液をサラサラにする効果があります。内臓脂肪が蓄積されると、血液がドロドロになりがちです。血栓ができやすくなるので動脈硬化や脳梗塞などの原因にもなってしまいます。ナットウキナーゼはそれを防いでくれる働きを持っています。血液がサラサラになることで体内の循環も良くなり、内臓脂肪が排出されやすい状態にすることができます。

さらにケルセチンやDHA・EPAも配合されているので、抗酸化作用と中性脂肪の生成を防ぐ働きでナットウキナーゼの効果を最大限に引き出してくれます。1日1粒飲めば良いので手軽に続けられるのもポイントです。

4.三黒の美酢

三黒の美酢は、黒酢もろみ、発酵黒にんにく、黒卵黄油の3つの黒成分を凝縮したサプリです。必須アミノ酸やポリフェノール、レシチンといった成分が豊富に含まれているので、脂肪を溶かし排出、燃焼効果アップ、内臓脂肪の蓄積をブロックするといった効果が期待できます。特許成分の焼成カルシウムが、これらの吸収効率も上げてくれます。

また、DHA・EPAも含まれているので、人間の体内では作ることのできないこの成分で、脂肪が作られるのを防いで代謝も促進してくれます。ただ酢やにんにくなど、胃腸に負担のかかる素材を使用しているので、胃腸が弱い方は食後に服用するのが良いようです。

5.カプシエイトナチュラ

カプシエイトナチュラは、新種の辛くない唐辛子に含まれるカプシエイトが主成分で、カプサイシンと同じ発汗作用や脂肪燃焼を助ける作用があります。カプサイシンはその辛さから大量摂取が難しいのが難点ですが、カプシエイトは同じ作用を持ちながら辛さがカプサイシンの1000分の1と、ほとんど辛さを感じません。そのため、胃に優しく内臓脂肪を減らす効果が期待できます。

このカプシエイトナチュラを使った約80%の人が、体が温かくなった、体が軽くなったなど燃焼効果を実感できたというデータもあります。唐辛子300本分のカプシエイトがカプシエイトナチュラにギュッと詰まっているので、これだけの効果を実感できるのも頷けます。

サプリの他にも期待できるものは?

ドリンクタイプのイマークS!DHA・EPAで中性脂肪を落とす効果あり?!

イマークSは、中性脂肪を低下させる効果を持つEPA・DHAを配合したドリンクです。どのくらい低下するのか、というのが気になるところですが、イマークSを継続して飲むと、1~3カ月で血中の中性脂肪が平均約20%も低下するという結果が得られています。

血中の中性脂肪が減ると、新たな内臓脂肪がつきにくくなり、その分今ある内臓脂肪から優先してエネルギーに変わりやすくなるので、内臓脂肪の低減につながるといえます。

このイマークSは、特定保健用食品・いわゆる「トクホ」に認定されているので、安心して飲用でき、効果も期待できる商品です。口コミを調べてみると、まろやかなヨーグルト風味で飲みやすいという声が多く、1日1本で良いので気軽に始められそうです。

漢方「生漢煎 防風通聖散」 余分なものを分解・燃焼・排出しよう!

生漢煎 防風通聖散は漢方薬で、18種類もの生薬を配合した医薬品です。

漢方は、1日分の生薬の配合量が決められているのですが、この防風通聖散は最大量配合されていて、効果・効能がしっかり認められています。脂肪や余分なものを分解、燃焼、排出してくれるちからがあるので、体についた脂肪を減らし、代謝アップを促進します。

脂肪の他にも、むくみ、便秘、肩こりなどに効果があるとのことなので、現代人の持つ体の悩みに嬉しい漢方です。漢方なので、やはりあの独特の香りはありますが、スティックタイプなので比較的飲みやすい構造になっています。

テレビCMで話題!「ナイシトール」は一体どうなのか?

18種類の生薬から抽出した漢方処方!皮下脂肪、便秘には効果あり?

小林製薬のナイシトールは、上に挙げた「防風通聖散」という漢方がベースの医薬品です。18種類の生薬を最大量配合しています。ナイシトールは皮下脂肪には効果が認められていますが、内臓脂肪への直接の効果は確認されていません。ただ、皮下脂肪、高血圧、便秘、むくみなどに効果があることはわかっていますので、体質改善には大いに期待が出来ます。

漢方は通常粉末タイプで飲みにくいという方も多いと思いますが、このナイシトールは錠剤タイプなのでとても飲みやすくなっています。錠剤にする際に熱によって成分が損なわれないよう、低温で処理しており、またコーティングもしていないので成分がそのまま効くような工夫もなされています。

漢方なのに副作用が多数ある!?ナイシトールの副作用

皮下脂肪や便秘解消に効果のみられるナイシトールですが、一方で副作用も多数指摘されています。小林製薬のホームページや口コミによると、激しい下痢、頭痛、だるさ、肝機能の異常などがみられるようです。

だるい、少し頭が痛い気がする、といった程度なら服用継続はできるかもしれませんが、激しい腹痛や下痢、肝機能の異常まで出てきてしまうと服用継続は困難で、健康も損ねかねません。配合されている麻黄という生薬の1つが肝機能の異常にかかわっていると言われています。

副作用が気になる・心配だという方は、ナイシトールを服用する前に一度医師に相談して、自分の体に合っているかどうか聞いてみるとよいでしょう。また、服用してみて副作用が強く現れた場合は、服用を中止し、病院で相談しましょう。

まとめ

内臓脂肪を減らす効果のあるサプリをまとめてみましたが、いかがでしたか?サプリだけでなく、漢方や医薬品など効果がしっかり認められているものもご紹介させていただきました。成分や副作用なども理解しながら、自分に合ったサプリで内臓脂肪を確実に減らしていきましょう!